なぜ催眠は胡散臭く怪しいと感じるのか?
催眠って言葉を聞くと、「胡散臭い」「怪しい」というイメージを持たれる方が大半ではないでしょうか?
僕も催眠術やヒプノセラピーを始めるまでは、怪しいというイメージしかありませんでした。
その怪しさというのは、どうしてもテレビでタレントさんなんかが催眠術師に催眠をかけられている場面が頭に浮かんできて、やらせっぽい感じがすると思います。
テレビの影響が大きく、催眠=怪しいというのが定着しているのでしょう。
これが催眠が怪しく感じる一番の原因だと僕は思っています。
では、催眠って怪しくなければ、本当はどんな状態なのでしょうか?
目次
催眠とは何か?
催眠とは、被催眠者が暗示に対して高い反応を示す状態をいいます。
催眠下では無批判的に、そして、無意識的に催眠者の指示に従い、ヒプノセラピストによって妥当なものとして提供される環境的な側面にだけよく反応するように思われます。
全ての催眠は自己催眠と言われるのですが、決して、催眠状態になると操られるというわけではなく、自分で全て選択することができます。
そもそも、皆さんは何かしらのニュースで「催眠を使った犯罪」なんて聞いたことありますか?
ないですよね。
つまり、もし僕が誰かを催眠状態にして、「ATMのカードを渡してください。そして暗証番号を教えてください」と言っても、その反応には応じないわけです。
また、椅子から立てない催眠をかけられたとしても、突然火事になった場合や自分の身に何かしらの危険が生じそうな場合には、簡単にとくことができる、またはそれにかかることすらしないという結果になります。
従って、催眠にかかるかかからないかは、その人が選択することができると言っていいでしょう。
普段の生活の中で催眠状態に入っているのは本当か?
人は意識していないだけで、毎日何度も催眠状態になっています。
例えば、テレビをみているとき、ラジオを聴いているとき、そして、集中して読書をしているとき。
こんな状態のときは催眠状態と言っていいでしょう。
また、夜、睡眠に入る直前であったり、朝目覚める直前も似たような感じだと言えます。
人は無意識のうちに、1日に何度も催眠状態に入っているので、特別なことではないのです。
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