悩みがある人にとって、セラピーを受けることは大変勇気がいること
僕のところには、悩みを抱えている人が相談をしに来られます。
その多くの人は「行こうかどうかすごく悩んだ」「お金がかかりそうだけど、今日しかないと思いました」
「こんなこと相談していいのか不安だった」
と話されます。
それくらい、今の悩みを抱えている人からすると、セラピーを受けにくるには勇気がいることです。
しかし、僕はそういった前進するために一歩を踏み出された人はすごいと思っています。
今日はその一歩を踏み出せない方に向けてエールを送る記事を書いていきます。
目次
悩みを人に相談することは決して悪いことではない
悩みを人に相談することで気持ちが軽くなることはよくある話です。
ちょっと愚痴を聞いてもらったあの感じです。
ただ、ちょっと愚痴なら誰にでも言えそうですが、誰にも言えない悩み、特に過去のトラウマや周りではあまり聞いたことがない悩みだとすると、
自分の内側に閉じ込めてしまって、時間だけが流れていき、どんどんと苦しくなってしまう方もおられます。
僕のところに来られる方の多くは、「これは誰にも言ったことがないのですが、、、」と切り出されてお話をされる方もおられます。
そこで勇気を振り絞って、話をされた後というのは、顔の表情が少し柔らかくなったり、声に覇気が少し出たりと何かしらの変化が出てきます。
ただ、そう言った人ばかりではなく、自分の内側に閉じこもってしまい、誰にも相談できない方というのは、
「人に相談することは悪いこと」「こんなの人に相談しても解決しない」と制限がかかっているケースもあります。
そこで鍵となってくるのが、聞き手の傾聴力です。
僕は人から話を聞き出すのが、好きです。
人の話を聞くのが好きなので、どんどんと掘り下げていくことが多く、相談に来られた方も「ここまで話をしたことがないけど、気持ちよく話ができました」と驚かれることもあります。
人の心の扉の鍵は外からではなく、内側からしか開けることができない
心の扉は外から開けることはできません。
外から開けることができた場合は、逆に依存になってしまうこともあるかと思います。
ですから、その人自身から話を聞き出し、受け答えをし、内側から鍵を開けてもらうようにします。
無理やり鍵を開ける方向に持って行ってはダメで、ゆっくりと相手が快く鍵を開けてくれるようにコミュニケーションを図るようにしていきます。
その間は変にこちらの意見を言いすぎないようにし、ひたすら聴いて、質問をし、傾聴します。
ただ、中にはそこまでできない方もおられますので、そう言った場合はこちらが少しリードをしていきながら進めていきます。
セラピーはこちらが主体ではなく、サポートはこちらがしていき、主体は相談者様となると言った方がイメージが湧くかもしれません。
電話をかけ、相談をする時点で勇気が出てき始めている
勇気がまだ出ない人は、電話をかけ、相談することも怖かったりします。
自分が特殊な精神的な病気なんじゃないだろうかと思う人もおられます。
その不安を抱えながらも、「もうどうにでもなれ!」くらいの精神で電話をかけることができた人は大きく前進をされたと言っても過言ではありません。
今までできなかったことができるようになった。
その時点ですごいことです。
そして、電話をすることで、これまで出なかった言葉やお話が出せるようになれば、さらに前進していくことでしょう。
もし、悩みを抱えていても勇気がなかなか出ない人は、LINEや電話で悩みを伝えてみてはいかがでしょうか。
少なくとも、それを伝えた瞬間から過去のあなたよりは成長し、前進していることが証明されます。
誰でも、一歩を踏み出すのは勇気がいることです。
その勇気のどんどんと積もってきた時、あなたの悩みは解決できます。
まずはベビーステップを目指しましょう。
僕以外のところでも良いですし、 僕のところに相談されても良いです。
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