どうしてもタバコがやめれない!禁煙の催眠療法を受けた人の喜びの声
「タバコをやめたいけどやめることができない」
そんな人はこの世に何万人、何十万人といることでしょう。
私自身、タバコを吸わないので吸いたい人の気持ちがわかりませんが、きっとその吸いたい欲望は計り知れないのかもしれません。
ただ、吸い続けることによって、肺機能がどんどんと悪くなることが予想されます。
それだけでなく、体全体の不調さえ訴えてくる人も出てくることと思います。
そんな状況になることが予想されるにもかかわらず、タバコを吸い続けてしまうというのは、それだけこのタバコというものに中毒性があるのでしょう。
考えるだけでも怖いので、私はこれからも吸うことはありません。
今回は、そんな依存性の高い、そして中毒性の高いタバコをきっぱりと催眠療法をしてからやめてしまった人を紹介させていただきます。
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目次
禁煙のきっかけは起業と子どもたちのこと。
今回、禁煙の相談を受けた方は、これから起業したいという方でした。
起業をきっかけにやめる決意をされたのですが、それだけではなかなかやめることができなかったようです。
そして、20年以上も吸い続けているのですから、そう簡単には禁煙できません。
そこで私の催眠療法をすることになったのですが、まずは簡単なヒアリングから入りました。
ヒアリングと言いながらも、お茶を飲みながら会話をしていく感じです。
世間話をしていくうちに次のような3つのポイントを見つけました。
- 起業する仕事は介護タクシー
- 小さな子どもがいる
- サラリーマンと違うので定期的な収入の不安
1 起業する仕事は介護タクシー
先ほども書きましたが起業をきっかけに禁煙できれば、多くの人が禁煙できていますが、それだけでは難しいです。
その起業する内容はどんな仕事かを聞くと、介護タクシーでした。
介護タクシーとは、お客様の自宅まで迎えに行き、病院や施設まで送迎するサービスのことです。
このことを把握して、タバコが介護タクシーの仕事に与えるリスクを相談者さんと話し合ってみました。
そうすると、次の点が挙げられたのです。
- たばこの臭いが衣服や車内にも残る可能性→利用者さんが不快感を抱く
- たばこを吸うことで体力が劣る原因になる→車椅子や介助が大変
- たばこを買うことで1日400円使ってしまう→無駄な出費が考えられる。
これらのリスクを元に催眠療法で使う暗示文を作成していきました。
2 小さな子どもがいる
相談者さんは小さなお子さんがいるということでした。
写真を見せてもらうと、上が女の子さん、下が男の子さんでとても笑顔の可愛いお子さんでした。
そこで、いくつかの質問をしていきました。
お子さんは好きですか?
今西
もちろん!好きです!
相談者さん
ですよね!そんな好きなお子さんの成長をいつまでも見たいと思いませんか?
今西
そりゃ、出来るだけ見たいですね!!
相談者さん
僕もそれは同じです!我が子の成長を見たいですよね!でも、自分が病気になって見れないことを想像したら、悲しいですよね?
今西
そうですね。。。考えたくないものですが。。。
相談者さん
でも、あなたはひょっとするとそのリスクに一歩ずつ近づいていっているかもしれません。
今西
いや、そうですよね。わかります。
相談者さん
では、どうしたらいいと思いますか?
今西
今、自分にできることはたばこをやめることですね。。。
相談者さん
あっ、やめなくても本数を減らしてみたらどうですか?
今西
本数減らしても、やめないと今までどおりじゃないんですか?それならいっそのことやめます。。。
相談者さん
ここで大切なことは、相談者さんの口から答えを引き出すということです。
3 サラリーマンと違うので定期的な収入の不安
起業する決意というのは、想像以上の決意だと思います。
私自身も起業した身ですので、よくわかります。
そして、考えてしまうのがサラリーマンの時とは違い、定期的に安定した収入が入ってくるかどうかの不安です。
そこでこんな説明をしました。
- たばこに使う費用は1日400円、1ヶ月で12,000円、一年間で144,000円、これから40年生きると計算して5,760,000円。
一日だけで考えると、微々たるお金かもしれませんが、これを40年で考えると600万近いお金を節約することができるのです。
そのお金を40年後に我が子にあげるという感覚より、「孫の学費等に使う」という方法もあるかと思います。
そう考えると、これからたばこ貯金をすると、自分の子どもだけでなく、孫にも役立てるという説明ができるのです。
ヒアリングをしっかりとしてたばこをやめたい相談者さんと向き合う
催眠療法で大切なことは、相談者さんと向き合うことです。
まずはしっかりとヒアリングをし、相手の困りごとを聞く、そして、その困りごとを解消できることをこちらから聞き出し、相手に答えてもらう。
そうすることによって、相談者さんに自覚をしてもらう役割もあります。
こちらの言いたいことをいうのではなく、相手が吐き出したいことを聞くという点も大切なことです。
吐き出してもらうためには、なんでもない会話から入り、リラックスした状態でどんどんと話していくことによって、相談者さんの本音が聞き出せます。
禁煙の催眠療法は1時間程度の時間を必要とします。
禁煙したい理由などを聞き出したあとは、そのひとに基づいた暗示文を編集していきます。
ここで、特に難しいことをいうわけでなく、相手が聞きやすい、受け入れやすい文章を作成していきます。
文章が作成できたら、15分から20分程度で深い催眠状態にしていき、暗示を入れていきます。
この記事だけ見ると、胡散臭い感じがするかと思いますが、実際に体験してみた方からこんな声をいただいています。
催眠療法で禁煙に成功したひとの声
最初のほうに、相談された人が起業や子どもの将来をきっかけに禁煙したいと希望されたことを書きました。
喫煙歴20年以上の男性でしたが、禁煙の催眠療法を2018年1月に実施し、半年近く経ちますが、全く吸えない状況になっているようです。
催眠療法をした直後は、「本当に禁煙できたんだろうか」と思い、何度かたばこを吸ってみたようですが、とてもまずくて味覚が変わってしまっていたとのことです。
また、起業のストレスからか、昔の癖でたばこに手がいったらしいのですが、その際にもたばこが美味しく感じられなくて、吸えない状況になってしまっていたようです。
今では、「たばこを吸わないことが普通になっていて、たばこの臭いに敏感になってしまっている」という状況です。
実際に、吸わなくなって変化はあったのかと聞いてみると次の点を言われていました。
- 気分が軽くなった
- 体も軽く、以前より動きやすくなった
- 寝つきがよくなった
- ご飯の味覚が変わり、美味しく感じられる
- たばこを吸う時間がなくなり、そのぶん、集中ができるようになった
- 家族から臭いのことを言われなくなった。
- 健康に意識するようになった
などいいことばかりが多く挙げられました。
私自身、全くたばこを吸わないので、上記で挙げられた点は当たり前の感覚なのですが、その当たり前の感覚を失わせるのもたばこの症状なのかなと思ったりもします。
催眠療法を使って禁煙に成功した相談者さんですが、2回、催眠療法を受けられました。
1回でも効果があったのですが、本人のご希望により、1度目の催眠療法から3ヶ月後にもう一度させていただいた結果、今では完全に禁煙されています。
1回の催眠療法が10,800円と決して安くないのかもしれませんが、これからたばこを吸い続けるリスクと40年間支払う費用を考えると、コストパフォーマンスは絶大だと感じられます。
私は無理にやめてくださいとは言いません。
やめるかやめないかは本人の意志決定にまかせています。
もし、やめてみようかなと考えられた方は、私のところへ相談をしてみてください。
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Comment
こんにちは。私は今まで何度も何度も禁煙を試みて来たのですが、統合失調症と言う病気もあり、どうしてもやめられませんでした。私がゆういつやったことがないのが催眠療法で、今までタバコに費やしていた無駄な時間、無駄なお金、健康被害を強く意識するようになり、今真剣にやめたいと思っています。
初めまして。統合失調症がどの程度の状態かわからないのですが、一般論でお伝えさせていただきますと、統合失調症の方には催眠療法はできないこととなっています。ただ、NLPの心理療法を活用すれば、改善も期待できるかもしれません。早く改善できるようになれば良いですね。
NLP心理療法はいくらかかり、何日かかりますか?
NLPの心理療法は今西さんはされていますか?もしされていなかったらオススメの所はありますか?またされているとしたらいくらかかりますか?
連絡が遅くなりました。私の方でもしております。おすすめのところはちょっとわかりませんが、ネットで調べると出てくるはずです。費用はその施術する人によって違いますが、10000円〜50000円と幅広いです。
ズームでも対応することが可能です。
ただし、タバコやアルコールなどは習慣化されているので、一回のセラピーで改善できるかというと、何度か受けてもらう必要があると思います。
一度試してみる価値はあるのかなとも考えられます。
以前、セラピーをさせていただいた時には2回目でもうやめれそうだった人がおられるのですが、途中で「やっぱりやめます。タバコがなくなると寂しい感情が出てきます」と言ってセラピーをやめられた方がおられました。
このように感情が邪魔をして、禁煙できない方もおられます。