催眠術をかける前に5円玉の振り子を道具で使う☆集中力やイメージ力を見る
催眠術と言えば、5円玉の振り子を使うというイメージをする人もいるのではないでしょうか。
僕は催眠術を人にかける時にこの5円玉をよく出すのですが、出した瞬間に「うわー!それっぽいのが出てきた」と言われます(笑)
この5円玉でなくても、ペンダントがあればそれでも構いません。
ただ、僕の場合は男性ですので普段からペンダントを持ち歩く癖がついていないということから5円玉でしております。
この5円玉ですが、自分で糸を通して作ることもできるので初めての方は作ってみてくださいね。
目次
5円玉の振り子で集中力とイメージ力を観察する!
さて、この5円玉の振り子を何故催眠術をする際に試すのかというと、「集中力」と「イメージ力」を観察、見極めするからです。
催眠術で大切なことは「術師の観察力」だと言えます。
当然、被験者の力も大切なのですが、それを見極めるのも術師の観察力が必要となってくるのです。
では、この5円玉を使って、どのように誘導していくか手順を説明していきます。
- 術師「これから5円玉を使って、集中力とイメージ力を見ていきます」と言います。
- 糸の上部を持ってもらい、五円玉が目の高さになるようにします。
- 術師「5円玉をジッと見て、5円玉が前後に動くイメージをしてください」と言い、実際に手で前後動いているしぐさをします。
- 少し動き始めたら、術師「ほら、動き始めてきました。どんどんと大きく揺れてきます」と煽ります。
- ある程度、動いたら5円玉を止めて「すごいイメージ力ですね!次は左右にイメージして見てください」と褒めながら、次に誘導をします。
- 術師「今度は左右に5円玉が振れるイメージをしてください」と言い、手で左右に動いているしぐさをします。
- 前後の時と同じように、少し動き始めたら「ほら、さっきと同じようにどんどんと大きく揺れ始めました」と煽ってください。
- 次はその揺れている状態で、術師「今度はこのまま円を描いているのをイメージしてください」と言います。すると、すぐに5円玉が円を描くはずです。
- 円を描き始めたら「あっという間に円を描いてしまいました。すごい集中力とイメージ力です!」と相手をきちんと褒めます。
そうすることで、相手はこれからかけるであろう催眠術に対して、嫌な気はせず、協力的に行動をしてくれるはずです。
ここで何も動かない人もいるかもしれません。
そういった場合に間違っても「あらー、ひょっとすると集中力とイメージ力がないかもしれませんね」なんていうことを言ってしまうと、自分はダメなんだという気持ちにさせてしまいます。
そうならないように「環境や状況によって集中できない人もいますし、初めてなので緊張されているかもしれませんね」と言います。
基本的になんでもそうですが、相手が嫌な気にならないことに気をつけることが大切だと言えます。
ただ、心の中で「この人は集中できているかな?」「これからの催眠術に協力的かな?」と観察をし、見極めをしていきます。
今回は5円玉を使った催眠術の第一歩を伝えていきました。
催眠術をするまではいかなくても、もし興味があれば、この5円玉の振り子だけでもされると驚かれることでしょう。
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